【元整備士が解説】塩カル道路を走ると車は錆びる?走行後の正しい対処法と防錆ケア

【元整備士が解説】塩カルの撒いてある道を走った後、車は即錆びるのか?正しい対処法と防錆ケア
冬になると道路に撒かれる「塩カル(塩化カルシウム)」。
雪道や凍結防止のために欠かせない存在ですが、車にとっては“錆の原因”にもなります。
群馬に住んでいると、赤城・榛名・草津方面の道路は冬になると真っ白。
僕自身、元整備士として毎年のように“塩害車”を見てきました。
「塩カルの道を走ったら、車ってすぐ錆びるの?」
結論はこうです。
→ 1回走っただけで即錆びるわけではない。でも放置すると確実に錆びる。
この記事では、
- 塩カルで車が錆びる仕組み
- どれくらいで錆びるのか
- 冬道走行後の正しい洗車方法
- 下回り洗浄の重要性
- DIYでできる防錆対策
- プロ施工のメリット
を、元整備士の一次情報と実体験を交えて解説します。
■ 塩カルで車が錆びる理由|塩害のメカニズムを分かりやすく解説
● 塩カルは金属を腐食させる“塩害の原因物質”
塩カルは水分と反応すると強いアルカリ性になり、金属を腐食させます。
特に冬の道路は、
- 溶けた雪
- 凍結防止剤(塩カル)
- 湿気と乾燥の繰り返し
- 路面の泥・砂利
これらが組み合わさり、錆が進行しやすい環境になります。
● 錆びる場所はほぼ決まっている
塩カルが付着しやすいのは以下の部分。
- 下回り(フレーム・ロアアーム)
- マフラー
- サスペンション
- ブレーキ周り
- タイヤハウス
特に下回りは塩害の影響を最も受けやすいです。
整備士時代に見た“塩害車”の実例
● マフラーが触っただけで崩れる
新潟方面に毎週スキーに行くお客様の車。
3年目でマフラーの付け根がボロボロに。
● ボルト固着で整備不能
塩カルが蓄積すると、ボルトが固着してサスペンション交換すら困難に。
● フレーム腐食で車検NG
フレームに穴が開き、構造部位腐食で車検不合格になったケースも。
塩害は“気づいた時には手遅れ”というパターンが多いです。
■ 塩カルの道を走った後に必ずやるべき対処法【錆を防ぐ基本】
① 走行後はできるだけ早く「下回り洗浄」をする
● 洗車機の“下回り洗浄オプション”は必須
冬場は毎回つけるレベルでOK。
300〜500円で塩カルを落とせるなら安い投資です。
● 自宅洗車ならホースで下から当てる
特に以下の部分を重点的に:
- タイヤハウス奥
- マフラー付け根
- サスペンションスプリング
- ロアアーム
- ブレーキ周り
塩カルは溜まる場所が決まっているので、そこを狙い撃ち。
② 洗車後はしっかり乾燥させる
濡れたまま放置すると錆が進行しやすくなります。
僕は洗車後に10分ほど走って風を当てています。
■ DIYでできる防錆対策|防錆スプレーはコスパ最強
● 元整備士として“ワックス系防錆剤”を推す理由
- 塩カルが付着しにくい
- 皮膜が長持ち
- DIYでもムラになりにくい
- マフラー・下回りに最適
特に冬場は、防錆スプレーをしている車と、していない車で数年後の差が大きいです。
▼ 僕が実際に使っているおすすめ防錆スプレー(アフィリ導線)
KURE(呉工業) スーパーラストガード
ワコーズCB-W(黒塗装系)
■ 下回り洗浄をラクにするアイテム|自宅派におすすめ
▼ 下回り洗浄ノズル
- アイリスオーヤマ 高圧洗浄機用アンダーボディノズル
▼ タイヤハウス洗浄ブラシ
- SOFT99 ホイール&タイヤブラシ
■ プロの防錆施工も検討する価値あり|長く乗るなら必須レベル
プロ施工は以下の点が強力:
- 高圧スチームで塩分を完全除去
- 防錆剤を圧送して隅々まで塗布
- DIYでは届かない場所まで処理
- 効果が長持ち
費用は1〜3万円ほどですが、
錆による修理代を考えれば圧倒的に安い投資です。
■ 冬の塩カル対策に役立つアイテムまとめ
ワックス系防錆スプレー
KURE(呉工業) 長期防錆スプレー 400ml 長期防錆剤 1426
シャシブラック
【マラソン最大46倍】ワコーズ CB-W シャシブラック水性 水溶性シャシブラック A241 480ml A241 HTRC3
下回り洗浄ノズル
【楽天ランキング1位入賞】高圧洗浄機 高圧洗浄ノズル 車台 洗車 下回り 散水ノズル (黒)
タイヤハウスブラシ
COAZ SELECTION < タイヤハウスブラシ > こびりついた頑固な泥汚れも簡単洗浄 洗車 ブラシ 洗車ブラシ ロング ホイールブラシ タイヤハウス ホイール 車 トラック SUV セダン 軽自動車 ミニバン 洗車用品 洗車グッズ カーケア
■ まとめ|塩カルは“即錆び”ではないが、放置すると確実に錆びる
- 塩カルは金属を腐食させる
- 1回走っただけでは錆びない
- でも蓄積すると一気に進行
- 走行後は下回り洗浄が最優先
- DIY防錆スプレーで予防効果UP
- 長く乗るならプロ施工も検討
冬の道路は避けられませんが、
正しい対策をすれば錆は確実に防げます。
あなたの愛車を長く大切に乗るためにも、
今日から塩カル対策を始めてみてください。




